おすすめ度:★★★☆☆
ジャンル:仕掛ける側デス・ゲーム
ストーリー :★★☆☆☆ グラフィック:★★★★☆
キャラクター:★★☆☆☆ システム :★★★★☆
斬新さ :★★★★★
・はじめに
突然拉致された6人。拉致した犯人はサイコパスで、ゲームを仕掛けられて負けたら死ぬ。
プレイヤーは拉致した犯人側で、負けても死ぬことはなく、勝てば殺すという普通と逆なゲーム
・ストーリー
ストーリーは整合性はとれているが、奥深さがない。考えさせられることとか、意外性がない。
オマケ程度に考えていいだろう。キャラクターにて記載するがストーリーがもう少し練りこまれていて
ほしいと思う部分が多かった。オチもう~ん…。
・キャラクター
キャラクターが一番残念な要素である。各キャラクター非常に強い個性を持っているものの、
ゲームにてその片鱗が見られることはあるものの、何でこんな性格?なんでこんな設定がついてるの?と
思うところが非常に多い。
ただし、相手側を殺す以上普通の人間が泣き叫び命乞いをされると中々に後味が悪くなるので、そういう面を考慮するとこういう性格にせざるをえなかったのだろうか。
・グラフィック
絵が綺麗なのと、ドット絵もしっかりと作られている。ミニゲームをする場所も毎回変わり、小物類も
ちゃんとしていて雰囲気が出ていてよい。
・システム
各ゲームはツクール系の色々な趣向を凝らしていて素晴らしい。
1つゲームを作るのも手間暇がかかりそうな上に、それぞれに1つ2ついいな。と思うポイントがあるのがよい。
CPUのAIの作りこみが少し残念ではあるが、分岐がいくつかあってその分岐を非常によく辿りやすいのでむしろそこを考慮しているのかもしれない。
・総評
普通にプレイしているとキャラクター及びAIで残念ではあるが、繰り返しプレイすること、ストーリーの残忍さを考慮するとむしろ最善だったのかもしれないと思う中々に評価が難しい作品。
1プレイがさくっとできるので、気軽にやるには適している。